アメニモマケズの精神で、参ります本日の新書紹介。
突然ですが、日本には創業千年を超える企業があることをご存知ですか?
老舗という言葉はあれど、それにしても千年は大げさでは?
千年といえば、一世紀が百年。それの10倍で、10世紀分ということになります。
殆どの方は、百年でさえぴんと来ないのではないでしょうか。
ですが、大げさではないのです。
現実に、千年以上受け継がれ、今も活躍を続けている企業が存在しているのです。
一番古いとされているのは、法隆寺建立時から続いている「金剛組」。
創立は飛鳥時代。
大阪や京都などで名のある仏閣や庭園を数多く手がけ、1400年以上経った2006年現在も、変わらず各地で活躍しているそうです。
今回は、そんな長続きしてきた企業についてまとめた新書をご紹介です。
千年、働いてきました
著者名:野村進(著)
出版社:角川書店
出版年:2006.11
ISBN :4047100765
本書によると、日本には百年以上続く企業が10万社以上あるそうです。
これは世界的にも特殊なことらしく、これらの企業の半数が製造業だそうです。
ものづくりに対して日本人がいかに誠実で熱心か、垣間見えるようです。
上記で紹介されている企業の中から、第二第三の千年企業が生まれるかも。
なぜその企業が長続きするか、なぜ海外には老舗が少ないか、老舗企業の共通項は何なのか。
本書の中で紐解かれたそれらを読むことで、将来、百年、千年企業の仲間入りをする起業家になれる…かも知れません。
老舗という観点から国民性を覗くという意味でも、興味深い一冊です。
